ActiveReports通信

.NET帳票開発ツール ActiveReports の技術情報をお届けします。

帳票システムのフロントUI選び

実は紙帳票はほとんど進化していない

帳票開発者の皆さまは、どういった情報システムに帳票機能を組み込んでいますでしょうか? 会計システム、生産管理システム、人事給与システムなど色々あるかと思います。データベースの無いシステムが存在しないのと同様に帳票が無いシステムもほぼ存在しません。特に日本では江戸時代の商人に端を発する帳簿から独自の帳票文化が発展し今日まで脈々と受け継がれています。

このため画面へのデータ表示とは別に紙専用にデータの表現形態を変えなくてはいけない場合が多々あります。よくあるのは画面ではシンプルなグリッドにデータを表示し、帳票の場合は罫線を多用した複雑なレイアウトに変化するというパターン。これは帳票開発者の悩みの種でもあります。こういった要件に応えるためにActiveReportsのような市販の帳票ツールが存在しているのです。

紙帳票の要件はここ数十年大きな変化はなかったと言えるでしょう。もちろん、新しいバーコードが世に出てそれがデファクトスタンダードになった。行政によりマイナンバーの表示が義務付けられた。など小規模な変更はありますが、請求書や給与明細、会計帳票の体裁は普遍的なものです。皆さんが普段目にしている帳票も昔と比較して大きな変化はないはずです。

一方でフロントUIはまったなし

このように紙帳票に関する要件変化は非常にゆったりしたものなのですが(電子帳票はそうではありません。長期保存性を求めらたり、改ざんが無い事実の証明が求められたり、帳票レイアウトとは別のところで要件は進化しています。)、帳票システムのフロントであるUI部分はまったなしで、次から次へと最先端のテクノロジーが生まれている状況です。どのテクノロジーを選択すべきか、どんなテクノロジーが存在するのか解らないといった帳票開発者も居るのではないでしょうか。帳票開発者は帳票だけやっていれば良いという訳ではないはずです。帳票は綺麗にレイアウトされたものが出力されていても、UI部分が古臭かったらどうでしょう。システム全体の価値は下がってしまいます。

ActiveReportsのマルチプラットフォーム対応

ActiveReportsはこうした変化に対応できるようにプラットフォーム毎に高機能な帳票ビューワを用意しています。これらを利用する事で手軽にそのプラットフォームで動作する帳票アプリケーションを構築できます。一方、帳票デザイナはWindowsフォーム用のみを提供しています。これは開発者が開発時に使うツールなのでプラットフォーム毎に揃っている必要性が低いためです。ただし、昨今のエンドユーザーレポーティング(帳票利用者が自らの手で帳票を編集する)需要の高まりから、別プラットフォーム用のデザイナ需要が発生する可能性はあり得ます。弊社ではこうした需要を汲み取ったうえで製品開発を進めていく予定です。

  • Windowsフォーム
  • ASP.NET Webフォーム
  • WPF
  • HTML5

XAML技術(WPF、UWP、Xamarin)のイベントやります

帳票だけでなくフロントのUIテクノロジー選択や開発にも携わらないと、といった技術者向けにWPF、UWP、Xamarinと、XAMLを利用する各アプリ開発技術のエキスパートをお迎えし、開発事例を中心としたセッション主体のイベントを行います。気になる方は是非参加して、何らかのヒントを持ち帰ってもらえると嬉しいです。

※この記事の投稿時点で、大変ありがたいことに、既に満席(100名)となっています。紹介しておきながら大変申し訳ありませんが、参加ご希望の方はキャンセル待ちへのご登録をお願いいたします。